あなたの症状の原因は・・・(身体を歪める、間違った身体の使い方)
あなたの症状の原因は・・・(身体を歪めて、症状を引き起こす身体の使い方)
今回から、不定期に実際に症状の原因となった体の使い方を紹介していきます。
この方は、右の首から肩にかけてと、右鎖骨とその下の胸の辺りに痛みがあり、手を上げるとさらに痛みが増す状態でした。
症状がでると、自分に降ってわいたように思いますが、ほとんどの場合、原因が必ずあります。
原因を突きとめないと、身体の歪みを整えてもその原因と同じことを再びしてしまい、歪みが戻ってしまいます。
身体の歪み具合を見て、その歪み具合を起こす動作や姿勢をしていなかったかを、いろいろとお話をしながら原因を探っていきます。
今回の原因は、「里芋洗った」ことが原因でした。
里芋の泥をごしごしとこすって落とすことを20個ぐらいしたそうです。
脇をあけて、肘を貼った感じでごしごしとこするので、右手のこする動作の強さを支える為、芋を握る左手をぐっと踏ん張らなけれならないので、頭をぐっと左に倒します。
肘を開いているので右側に引っ張る力と倒れた頭で左側に引っ張る力の、逆方向に働く力で、右首から肩、右鎖骨とデコルテ辺りに症状がでたのです。
昔からスポーツや武道の時に言われる、「脇をしめろ」はとても正しいのです。
何かをするとき、脇をしめて(肘を外へ広げず)に、身体の中心で作業をすることで、身体を歪めず、症状がでることはありません。
ちょっと、気を付けるだけで、身体を良い状態に保ち、質の高い生活を送ることができます。
この方にインタヴューしました。
音声は、約13分です。(加湿器の音で少し音質が良くありません)